咳でつらい風邪のときに。「南天のど飴」を使ってみた

ナンテン[Nandina domestica]

風邪をひいたとき、喉の違和感や咳が続くと、日常生活がつらくなりますよね。私も先日、風邪をひいた際に咳がなかなか治まらず困っていたのですが、そんなときに試したのが「南天のど飴」でした。

のど飴といえばメントール系のものが多いですが、南天のど飴は少し違った特徴があります。今回試してみた感想と、南天という植物の持つ知恵についてお話ししたいと思います。

南天のど飴とは?

南天(ナンテン)の実と喉の関係

「南天のど飴」は、その名の通り「南天(ナンテン)」の実をエキスとして配合したのど飴です。

南天の実は、古くから民間で喉のケアや咳を和らげるに用いられてきた植物で、昔の人々は煎じて飲んだり、日常の健康管理に役立てていたと言われています。現在でも南天の実は、伝統的な知識に基づき、喉を気遣うための素材のひとつとして親しまれています。

他の市販のど飴とどう違う?

スーパーやドラッグストアには様々なのど飴がありますが、「南天のど飴」は比較的やさしい風味が特徴です。

  • メントールのスースー感が控えめで、穏やかな口当たり
  • 南天の実の自然な風味を感じられる
  • “黒糖シナモン風味”になっているので、薬草感は控えめで、優しい甘みがある

メントールの刺激が強いのど飴が苦手な人でも、南天のど飴は比較的穏やかで、違和感なく口にすることができるのではないでしょうか?

実際に試してみた感想

喉が乾燥したときに助けられた

今回の風邪では、最初は喉の違和感だけだったのが、次第に咳が増えていきました。夜中に喉の乾燥を感じることもあり、しばらく寝付けないことも……。

そんなときに「南天のど飴」を舐めてみたところ、喉が適度に潤い、口の中の違和感が和らぐように感じました。特に夜間の乾燥対策として役立ったのが印象的でした。

花かごめ
花かごめ

咳き込んで寝付けない夜に、特に助かりました!
また咳き込む期間も、普段なら1週間ほど続いたりするのですが、この時は2、3日で収まり、『この飴がなかったらどうなっていたことか』と本当に助けられました😂

優しい甘さで薬草感は少ない

“黒糖シナモン風味”となっていて、優しい甘みが全面に出てきていて、薬草っぽい風味は強くはないように思えました。この甘みも、一般的なお菓子としての飴の甘みとは違って、しつこい感じではなく、ほっこりとするような甘みです。

花かごめ
花かごめ

7歳の長男が咳き込む風邪で困っていたときにも、こののど飴を勧めたのですが、嫌がることなくむしろ気に入ってました。
個人差はもちろんあるとは思いますが、子どもにもあまり抵抗のない味わいになっているとは思います🌸

植物の視点から見る「南天」

「難を転ずる」縁起のよい植物

南天は、昔から「難を転ずる(なんてん → なんをてんずる)」という語呂合わせから、縁起のよい植物として知られています。特に、厄除けの意味を込めて玄関先に植えられることが多い植物です。

また、風邪や病気などの「難」も遠ざけるという意味で、昔の人々は南天を生活の知恵として活用していたのかもしれませんね。

魔除け・浄化の力も

南天は風水やスピリチュアルの観点からも、邪気を払う植物として扱われています。

  • 玄関や鬼門に植えるとよいとされる
  • 火災を防ぐともいわれ、家の周りに植える習慣がある
  • 神社やお寺でも見かけることが多い

こうした話を知ると、南天のど飴がただののど飴ではなく、古くからの知恵が詰まったものだと感じられますね。

まとめ:風邪の症状が現れたら「南天のど飴」を検討してみて

  • 喉を気遣いたいときや、乾燥が気になるときにおすすめ
  • しつこさのない穏やかな甘味と薬草感が控えめで取り入れやすい風味
  • 南天自体は「難を転ずる」縁起のよい植物としても知られる

伝統的に南天が咳や喉の症状に使われていたのは知っていましたが、実際にこうして現代でも、このような取り入れやすい形でしっかり活用されているんだなと今回実感しました。

もし興味がありましたら、「南天のど飴」の製造しています「常磐薬品」さんの公式の商品情報をぜひチェックしてみてくださいね。

またこちらは第3類医薬品ですので、薬剤師さんにご相談の上ご購入くださいね。

では最後までお読みくださりありがとうございました!

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